有名な環境汚染といえば四大公害病です。そして公害病のうち、水俣病は排水処理に問題がありました。水俣病は工場の排水中に含まれていたメチル水銀が、食物連鎖によって生物濃縮され、人間の健康まで被害を及ぼしました。しかし、現在は工場排水の基準値を法律で定めることによって、工場排水による水質汚濁は大きく改善されました。

そして、現在の排水処理による水質汚濁のほとんどは私たちの生活から出ている生活排水です。生活排水は人口増加に伴い増えてきました。生活排水は下水処理場にいって、ある程度希釈されますが、それでも排水処理の設備には限界があります。つまり、生活排水量自体を減らさなければこの問題は解決しません。

どんなに排水処理の設備が良くても、有機物が一定量河川に放出されて、富栄養化し、それがアオコ、赤潮が発生してしまいます。そして有機物により水道水源が汚染されたり、赤潮によって魚が酸素不足になり魚の不漁が起こったりします。このように、私たちの生活によって環境のみならず、私たちの生活にまで被害が及びます。だから、私たちは水の無駄遣いを減らしたり、食べ残しなどを排水溝に流すのをやめたりしていくべきです。

また、環境問題は水質汚染だけではありません。オゾン層の破壊や大量の森林伐採、地球温暖化などが挙げられます。歩ける距離は車を使わず歩いたり、エアコンの使用を減らすために緑のカーテンを作ったりなど個人でもできることはたくさんあります。私たちみんなが小さなことでもいいので、始めるべきです。