工場や飲食店などで発生する臭いを減らすには作業工程や機材、材料の変更などを行うとよいでしょう。臭いを出さない工夫をした上で日常的な清掃や排出口の変更などを行えば、周囲に漏れる臭いを大きく軽減できます。様々な工夫を行っても臭いが減らない場合には、事業所の状況を確認して最適なタイプの脱臭装置を導入します。臭い質や強さの他にガスの排出量や設置スペースなどを確認して条件に合った脱臭装置を選ぶとよいでしょう。

候補となる脱臭装置を絞り込んだらメーカーに連絡を取って見積もりの確認を行います。複数のメーカーからの見積もりを比較検討すれば条件に合った装置を効率的に選ぶことができます。コストを抑えて必要な機能を備えた装置を導入するには、最初に臭いを出さないための様々な工夫を徹底して行うことが大切です。加工温度など条件の変更や、発生源に蓋をするなど作業工程上の問題を発見して適切な対策を講じる必要があります。

原材料は可能な限り臭いの発生が少ないものを選び排気ダクトや床面、壁面などの清掃を徹底して行います。発生源となるものを建物の周囲に置かず、事業場全体の美化に努めることも重要です。排出口の向きや高さを変更したり、臭いが漏れないようにダクトを適切な形状にするのも効果があります。事業場の現状把握を行う場合には問題のある工程の他に臭いの種類や強さ、排出ガスの流量や温度などを調べます。

排出ガスに水分や油分のミストを含むかどうかや臭いの発生時間、設置スペースなども脱臭装置を選ぶための重要なポイントです。